2009
9
Jun

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会社が分かれるという事

●分社化のメリット

 ・分権化の推進(独立した法人として決算が行われ業績管理が徹底される)
 ・コスト削減(親会社とはことなる人事、賃金体系を採用しやすくなる)
 ・意思決定の迅速化、経営の効率化
 ・新規事業の展開の際に、事業リスクが遮断できる
 ・中高年の雇用の受け皿として子会社を活用できる。

●分社化のデメリット

 ・統一された理念と経営戦略のもとに各事業を遂行する事が難しくなる。
 ・セクショナリズムに陥り易い。
 ・相互の人事ローテーションが難しくなる。
 ・管理・間接部門の経費が増える。
 ・資金管理を集中しないと資金の回転が悪くなる。
 ・運用によっては規模を小さくしても、子会社の意思決定に対し親会社が意見を
  横入れしたり子会社の経営者に充分な経営能力が備わっていない場合は
  別会社化したメリットは発揮されない。分社化したものの思った効果がなく
  本体絵の吸収、子会社同士の統合、清算に追い込まれパターンもあり。

●成功のカギ

 ・分社化のメリットが発揮されるようなグループ運営
 ・グループのトップが分社精度による独立を推進し、
  子会社間の競争も厭わない事を明確に意思表示。
 ・経理・総務などの管理業務以外は、子会社のトップ委ね、
  統一したグループ先着の枠内で、子会社の経営者が自由に経営手腕を
  発揮できる環境を作れる
 ・責任の所在の明確化を行う。

京王電鉄 「バス事業再生・勝ち残り策」とは?

を見ている限り、分社化にはデメリットしか無いようにも思えるけど、
規模が小さくなった分、いろんなしがらみからは解放されるかもしれない。
給料も下げられたし、何時元に戻りますか?なんて質問はすでにばからしいが、
今後は、「給料を上げるも下げるも自分たち次第ですよ 」という事だと勝手に解釈。
今迄は、若い人達にこの会社を引っ張ってもらいたい言っていたけど、
これからは自分の飯は自分で稼ぐ。あちらも同じ。
お互いに持ちつ持たれつとい関係が一旦解消されるのであれば、
すっきりこれから広くなった道を歩けると思える。
勝ち負けも無くなる。

家族にはハタから見ているとメリットがかなり少ないし、
仕事の内容もよく分かってないから、会社が割れるという話をしても、
チンプンカンプンだろうし、親も、
「自分の事だけ考えず家族がいる事を忘れないようにしなさいよ!」
と釘を刺してきた。   
ただ、勝手な事は出来ないでしょ。
同じ年頃の人間が集まって、子供だって生まれたばかりの人だっている。
条件そんなに変わらない。
給料明細だけみていると非常に空しいし残念な金額だが、
「じゃ転職しまーす・・・」という考えには今のところ到底及ばない。

親父は毎週のように、「仕事は大丈夫か?」と心配している。
ダメになってもここがあるぞ、と言われているみたい(笑)
母親も、「ほんとうはあんたに継いでもらいたいと今でも思っている」
なんて前に言われた事がある。
「お前は手が不器用だからパンは向いてない・・・」といって突き放したのは、
本気でやれるかどうかを見ていたんだと思う。
だけど、自分は自分で見つけた道を行きたいとずっと思っていたから、
気持ちは知っていたけど、自分はパン屋をやりたいとは言い出さなかった。
パン屋は継続して欲しいけど、自分には今更継げないと思う(わがまま)
親父曰く、商いは「飽きない」なんだそうだ。
45年パンの道のみの親父が言っているから説得力ある。。

苦しくても、今の道を行くしかないと思う。
選んだ道は突き通す、それしかない。

 

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